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調査・統計

平成27年1月~12月の死亡災害発生状況~前年同期比8.7%減少~

厚生労働省が平成28年1月7日現在でまとめた平成27年1月~12月に発生した労働災害による死亡者数(速報値)は、全産業で885人となっており、前年同期と比べ84人(8.7%)減少している。
業種別にみた死亡者数では、最も多いのは建設業の310人(全体の35.0%)、次いで、第三次産業214人(同24.2%)、製造業146人(同16.5%)、陸上貨物運送事業108人(同12.2%)の順となっている。第三次産業の内訳では、商業が82人(第三次産業の中の38.3%)、清掃・と畜が40人(同18.7%)で比較的多くなっている。

平成27年における死亡災害発生状況 (速報)(平成28年1月7日現在)
業種 平成27年(1月~12月) 平成26年(1月~12月) 対26年比較
死亡者数(人) 構成比(%) 死亡者数(人) 構成比(%) 増減数(人) 増減率(%)
全産業 885 100.0 969 100.0 -84 -8.7
製造業 146 16.5 171 17.6 -25 -14.6
鉱業 10 1.1 12 1.2 -2 -16.7
建設業 310 35.0 369 37.0 -49 -13.6
交通運輸事業 21 2.4 14 1.4 7 50.0
陸上貨物運送事業 108 12.2 120 12.4 -12 -10.0
港湾運送業 6 0.7 5 0.5 1 20.0
林業 37 4.2 42 4.3 -5 -11.9
農業、畜産・水産業 33 3.7 29 3.0 4 13.8
第三次産業 214 24.2 217 22.4 -3 -1.4