認定事業所数、離職者数ともに前年度より減少～27年度の「再就職援助計画」の認定状況～

　厚生労働省は、雇用対策法の規定に基づく「再就職援助計画」の平成27年度の認定状況（速報値）をまとめた。
　同法は、事業主に対し、一の事業所において１ヵ月間に30人以上の労働者が離職を余儀なくされることが見込まれる事業規模の縮小等を行おうとするときは、最初の離職者の生ずる１ヵ月前までに「再就職援助計画」を作成し、公共職業安定所長に提出することを義務付けている（同法第24条、同法施行規則第７条の２、第７条の３）。　同省のまとめによると、27年度の「再就職援助計画」の認定事業所数は1018事業所、離職者数は４万6837人となっている（一の事業所における離職者数が30人未満の場合の計画の認定件数も含む）。これを26年度と比べると、事業所数は136ヵ所減少、離職者数は1797人減少となっている。