調査・統計
高卒の就職内定率は前年同期をやや上回る99.1%
2016.05.20
厚生労働省は、平成27年度「高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職・内定状況」(平成28年3月末現在)を取りまとめた。そによると、高校新卒者の求人数は前年同期比11.7%増の約35万3000人、求職者数は同1.0%増の約17万3000人となり、求人倍率は前年同期(1.85倍)を0.19ポイント上回る2.04倍となった。就職内定者数は前年同期比1.3%増の約17万1000人で、就職内定率は前年同期(98.8%)を0.3ポイント上回る99.1%となった。男女別の就職内定率は、男子99.3%(前年同期比0.2ポイント増)、女子98.8%(同0.4ポイント増)となっている。
次に、中学新卒者の求人数は前年同期比5.1%増の1746人、求職者数は同9.8%減の844人となり、求人倍率は前年同期(1.78倍)を0.29ポイント上回る2.07倍となった。就職内定者数は前年同期比9.2%減の613人で、就職内定率は前年同期(72.1%)を0.5ポイント上回る72.6%(男子74.0%、女子68.7%)となっている。