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調査・統計

27年度の労災支払額は前年度比1.5%減の約7396億円~厚生労働省・速報値まとめる~

 厚生労働省は、平成27年度の労災保険事業の支払状況(速報値)をまとめた。それによると、27年4月~28年3月における保険給付支払額は7396億1386万円となっており、前年同期と比べ1.5%減少している。
 保険給付支払額を給付種類別にみると、最も多いのは年金等給付の3664億4914万円(全体の49.5%)、次いで、療養補償給付2271億4442万円(同30.7%)、休業補償給付986億9610万円(同13.3%)、障害補償一時金317億5830万円(同4.3%)などの順となっている。
 また、業種別にみた保険給付支払額では、最も多いのは建設事業の2183億6110万円(全体の29.5%)、次いで、その他の事業2049億3500万円(同27.7%)、製造業1839億1807万円(同24.9%)の順となっており、これら3業種で全体の8割以上を占めている。