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調査・統計

派遣労働者の災害は減少、外国人労働者の災害は増加~27年の派遣労働者・外国人労働者の災害発生状況~

 厚生労働省は、平成27の派遣労働者の労働災害発生状況及び外国人労働者の死傷災害発生状況をまとめた。
 それによると、27年の派遣労働者の労働災害による死亡者数は19人となっており、前年(24人)と比べ5人減少し、2年ぶりに減少した。また、休業4日以上の死傷者数は3571人となっており、前年(3609人)と比べ38人減少し、5年ぶりに減少に転じた。
 業種別にみた死亡者数・死傷者数は、死亡者数は建設業が10人と過半数を占めており、ほかでは、製造業4人、それ以外が5人となっている。死傷者数が最も多いのは製造業の1824人、次いで、陸上貨物運送事業456人、商業311人、建設業59人の順となっている。
 次に、外国人労働者の死傷災害発生状況をみると、27年の休業4日以上の死傷者数は2005人となっており、前年(1732人)と比べ273人増加し、4年連続の増加となった。