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調査・統計

平成28年1月~4月の死亡災害発生状況~前年同期比7.8%増加~

 厚生労働省が平成28年5月9日現在でまとめた平成28年1月~4月に発生した労働災害による死亡者数(速報値)は、全産業で250人となっており、前年同期と比べ18人(7.8%)増加している。
業種別にみた死亡者数では、最も多いのは建設業の82人(全体の32.8%)、次いで、第三次産業59人(同23.6%)、製造業58人(同23.2%)、陸上貨物運送事業21人(同8.4%)の順となっている。第三次産業の内訳では、商業が21人(第三次産業の中の35.6%)、清掃・と畜が12人(同20.3%)で比較的多くなっている。

平成28年における死亡災害発生状況 (速報)(平成28年5月9日現在)
業種 平成28年(1月~4月) 平成27年(1月~4月) 対27年比較
死亡者数(人) 構成比(%) 死亡者数(人) 構成比(%) 増減数(人) 増減率(%)
全産業 250 100.0 232 100.0 18 7.8
製造業 58 23.2 38 16.4 20 52.6
鉱業 3 1.2 2 0.9 1 50.0
建設業 82 32.8 83 35.8 -1 -1.2
交通運輸事業 6 2.4 11 4.7 -5 -45.5
陸上貨物運送事業 21 8.4 25 10.8 -4 -16.0
港湾運送業 2 0.8 2 0.9 0 0.0
林業 10 4.0 10 4.3 0 0.0
農業、畜産・水産業 9 3.6 6 2.6 3 50.0
第三次産業 59 23.6 55 23.7 4 7.3