調査・統計
65歳以上人口の割合が4人に1人超える~平成27年国勢調査速報値~
2016.07.07
総務省は、平成27年の「国勢調査」(抽出速報集計結果)を公表した。
調査によると、27年10月1日現在の日本の人口は1億2711万人(男性6182万9000人、女性6528万1000人)。
前回調査(平成22年)と比べ94万7000人減(0.7%減)となり、大正9年の調査開始以来、初めての人口減少となった。
また、総人口に占める15歳未満人口は1586万4000人(12.7%)、15~64歳人口7591万8000人(60.6%)、65歳以上人口3342万2000人(26.7%)となり、65歳以上人口の割合が4人に1人を超えるなど超高齢社会の実態が鮮明となった。
15歳以上人口の労働力率は59.8%で、前回調査より1.4ポイント低下した。男女別にみると、男性が70.8%、女性が49.8%で、前回調査と比べ男性が3.0ポイント低下したのに対し、女性は0.2ポイント上昇した。とくに女性の25~29歳の労働力率は80.9%となり、比較可能な昭和25年以降初めて8割を超えた。