契約件数は前年度末より2.6％減の823万1400件～27年度の財形貯蓄制度の実施状況～　

　厚生労働省は、平成27年度「勤労者財産形成促進制度」(財形制度)の実施状況をまとめた。
　それによると、27年度末の財形貯蓄の契約件数は823万1400件で、前年度末（845万3000件）と比べ2.6％減少している。
また、貯蓄残高は15兆9905億円で、前年度末（16兆1116億6400万円）と比べ0.8％減少している。
　貯蓄の種類別の契約件数及び貯蓄残高は、一般財形貯蓄が560万3000件（対前年度末比2.5％減）、
10兆8541億4900万円（同0.5％増）、財形年金貯蓄が183万8000件（同2.4％減）、３兆2033億1400万円（同2.6％減）、
財形住宅貯蓄が79万件（同4.1％減）、１兆9330億3000万円（同4.2％減）となっている。
　また、財形持家融資の貸付決定状況をみると、27年度の貸付決定件数は746件、貸付決定金額は128億9200万円となっている。
前年度と比べると、件数は117件（13.6％）の減少、金額は16億8300万円（11.5％）の減少となっている。