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調査・統計

額は90万5615円で過去3番目の高水準~経団連・大手企業の夏季賞与・一時金最終集計~

経団連は8月4日、大手企業の2016年夏季賞与・一時金の最終集計をまとめ発表した。
調査は、従業員規模500人以上の主要20業種245社を対象に、妥結し平均額が明らかな141社について実施した。
それによると、今年の夏季賞与・一時金額は90万5615円となり、昨年に比べて額で1万3027円増、率で1.46%増となった。
額・率ともに4年連続のプラスとなり、特に額は2008年(90万9519円)以来の90万円超で過去3番目の高水準となっている。
また、製造業平均では、額が93万6353円、増減率が1.94%増、非製造業平均では、額が79万2213円、増減率が0.09%増となった。
額を業種別にみると、最も高いのは自動車の106万5091円で唯一の100万円台となっている。
以下、食品97万1682円、私鉄88万2737円、電機85万4541円、化学85万2757円などと続いている。
なお額が最も低かったのは鉄鋼の67万416円だった。
業種別の増減率では、自動車の3.45%増が最も高く、以下、繊維3.26%増、化学3.24%増、紙・パルプ3.23%増などと続く。
一方で、鉄鋼が14.34%減と2桁のマイナスとなったほか、昨年が1業種だけだったマイナスが、今年は5業種に増加している。
詳しくは経団連夏季賞与大手妥結結果まで(PDFの表が開きます)。