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調査・統計

酸素欠乏症は9件、硫化水素中毒は4件~厚労省・27年の酸欠症等の発生状況~

厚生労働省は、平成27年に発生した酸素欠乏症等(労働安全衛生法施行令別表第6に掲げる
酸素欠乏場所における作業において発生した酸素欠乏症または硫化水素中毒)の労働災害発生状況をまとめた。
それによると、27年の酸素欠乏症による労働災害(休業4日以上。以下同じ)は9件(前年比8件増)、
被災者は9人(同8人増)、うち死亡者は6人(同6人増)となっている。
また、27年の硫化水素中毒による労働災害は4件(前年比同数)、被災者は5人(同1人減)、
うち死亡者は1人(同1人減)となっている。
過去20年間(平成8年~平成27年)の業種別発生状況をみると、酸素欠乏症は、最も多いのは製造業の67件、
次いで、建設業44件、その他の事業14件の順となっている。
硫化水素中毒は、最も多いのは製造業の25件、次いで、清掃業21件、建設業15件の順となっている。
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