調査・統計
大卒の初任給3年連続で前年を上回り20万3200円~厚労省・28年の初任給調査結果~
2016.11.18
厚生労働省は、平成28年「賃金構造基本統計調査(初任給)」の結果をまとめた。
この調査は、平成28年3月の新規学卒者を採用した常用労働者10人以上規模の民営事業所
約1万5300ヵ所の初任給についてまとめたもの。
それによると、学歴別にみた初任給額は、すべての学歴で前年を上回っており、
大学院修士課程修了23万1400円(対前年比1.3%増)、大学卒20万3400円(同0.7%増)、
高専・短大卒17万6900円(同0.7%増)、高校卒16万1300円(同0.2%増)となっている。
大学院修士課程修了と高専・短大卒は4年連続、大学卒と高校卒は3年連続の増加となった。
男女別にみた学歴別初任給額は、男性は、大学院修士課程修了23万1700円(対前年比1.4%増)、
大学卒20万5900円(同0.7%増)、高専・短大卒17万9700円(同1.4%増)、高校卒16万3500円(同0.1%増)。
一方、女性は、大学院修士課程修了22万9700円(対前年比0.5%増)、大学卒20万円(同0.6%増)、
高専・短大卒17万5200円(同0.3%増)、高校卒15万7200円(同0.6%増)となっている。
また、企業規模別にみた初任給額(男女計)は、大学卒では、大企業(常用労働者1000人以上)20万6900円
(前年20万5200円)、中企業(常用労働者100人~999人)20万1100円(前年20万1100円)、
小企業(常用労働者10人~99人)19万9100円(前年19万4900円)となっている。
詳しくはこちらまで(厚生労働省のホームページに飛びます)。