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調査・統計

28年の実質賃金は前年比0.7%増で5年ぶりに増加~厚生労働省調べ~

厚生労働省は、「毎月勤労統計調査」の平成28年分結果速報をまとめた。
それによると、平均月間現金給与総額は前年比0.5%増の31万5372円となった。
現金給与総額のうち、決まって支給する給与は前年比0.2%増の25万9735円、
所定内給与は0.2%増の24万267円、所定外給与は0.6%減の1万9468円、
特別に支払われた給与は2.0%増の5万5637円となっている。
また、実質賃金は前年比0.7%増となり、5年ぶりに増加に転じた。
次に、労働時間についてみると、平均月間総実労働時間は前年比0.6%減の143.7時間で、
4年連続の減少となった。
総実労働時間のうち、所定内労働時間は前年比0.4%減の132.9時間、
所定外労働時間は1.6%減の10.8時間となっている。
年間総実労働時間(年平均の月間総実労働時間を12倍して年換算したもの)は
前年より10時間減少して1724時間となっている(規模30人以上では前年比1時間減の1783時間)。
詳しくはこちらまで(厚生労働省のホームページに移動します)。