調査・統計
自己啓発を行った者の割合が前年より増加~厚労省・28年度能力開発基本調査結果~
2017.04.04
厚生労働省は、平成28年度「能力開発基本調査」の結果をまとめた。
調査は、平成27年度1年間に企業が実施した教育訓練、キャリア形成支援などについて、
常用労働者30人以上の企業、事業所及びそこで働く労働者を対象に行っている。
調査結果をみると、教育訓練の実施状況は、OFF-JTを実施した事業所割合は、
正社員では74.0%(前回平成27年度調査72.0%)、正社員以外では37.0%(同36.6%)となっている。
計画的なOJTを実施した事業所割合は、正社員では59.6%(前回58.9%)、
正社員以外では30.3%(同30.2%)となっている。
教育訓練に支出した費用の労働者1人当たりの平均額(費用を支出している企業の平均額)をみると、
OFF-JTは2万1000円(前回1万7000円)、自己啓発支援は5000円(同6000円)となっている。
また、自己啓発を行った者の割合は、正社員では45.8%(前回42.7%)、
正社員以外では21.6%(同16.1%)となっており、ともに前年より増加した。
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