調査・統計
大卒の初任給4年連続で前年を上回り20万6100円~厚労省・29年の初任給調査結果~
2017.11.16
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厚生労働省は、平成29年「賃金構造基本統計調査(初任給)」の結果をまとめた。
この調査は、平成29年3月の新規学卒者を採用した常用労働者10人以上規模の民営事業所
約1万5400ヵ所の初任給についてまとめたもの。
それによると、学歴別にみた初任給額は、すべての学歴で前年を上回っており、
大学院修士課程修了23万3400円(対前年比0.9%増)、大学卒20万6100円(同1.3%増)、
高専・短大卒17万9200円(同1.3%増)、高校卒16万2100円(同0.5%増)となっている。
大学院修士課程修了と高専・短大卒は5年連続、大学卒と高校卒は4年連続の増加となった。
男女別にみた学歴別初任給額は、男性は、大学院修士課程修了23万3600円(対前年比0.8%増)、
大学卒20万7800円(同0.9%増)、高専・短大卒18万600円(同0.5%増)、高校卒16万4200円(同0.4%増)。
一方、女性は、大学院修士課程修了23万2400円(対前年比1.2%増)、大学卒20万4100円(同2.1%増)、
高専・短大卒17万8400円(同1.8%増)、高校卒15万8400円(同0.8%増)となっている。
また、企業規模別にみた初任給額(男女計)は、大学卒では、大企業(常用労働者1000人以上)21万1000円
(前年20万6900円)、中企業(常用労働者100人~999人)20万2500円(前年20万1100円)、
小企業(常用労働者10人~99人)19万9600円(前年19万9100円)となっている。
詳しくはこちらまで(厚生労働省のホームページに移動します)。