調査・統計
死亡者数は前年同期比3.5%増加~29年1月~12月の災害発生状況~
2018.03.21
Tweet
厚生労働省は、平成29年1月~12月の労働災害発生状況をまとめた(30年3月7日現在の速報値)。
それによると、労働災害による死亡者数925人となっており、前年同期と比べ31人(3.5%)増加している。
業種別にみた死亡者数では、最も多いのは建設業の304人(全体の32.9%)、次いで、
第三次産業224人(同24.2%)、製造業157人(同17.0%)、陸上貨物運送事業128人(同13.8%)
の順となっている。
第三次産業の内訳では、商業が82人(第三次産業の中の36.6%)、清掃・と畜が46人(同20.5%)で
比較的多くなっている。
また、休業4日以上の死傷者数は11万8079人となっており、前年同期と比べ2469人(2.1%)増加している。
業種別にみた死傷者数では、最も多いのは第三次産業の5万4666人(全体の46.3%)、次いで、
製造業2万6249人(同22.2%)、建設業1万4874人(同12.6%)、陸上貨物運送事業1万4488人(同12.3%)
の順となっている。
第三次産業の内訳では、商業が1万7863人(第三次産業の中の32.7%)、保健衛生業が1万1720人(同21.4%)、
接客・娯楽が8442人(同15.5%)、清掃・と畜が5849人(同10.7%)などとなっている。
詳しくはこちらまで(厚生労働省のホームページに移動します)。