調査・統計
育児休業の取得率は女性83.2%、男性5.14%~29年度・雇用均等基本調査結果~
2018.05.31
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厚生労働省は、「平成29年度雇用均等基本調査(速報版)」の結果をまとめた。
それによると、女性の育児休業取得者割合(27年10月1日から28年9月30日までの1年間に在職中に
出産した女性のうち、29年10月1日までに育児休業を開始した者。育児休業の申出をしている者を含む)は
83.2%となっており、28年度調査(81.8%)と比べ1.4ポイント上昇している。
一方、男性の育児休業取得者割合(27年10月1日から28年9月30日までの1年間に配偶者が出産した男性のうち、
29年10月1日までに育児休業を開始した者。育児休業の申出をしている者を含む)は5.14%となっており、
28年度調査(3.16%)と比べ1.98ポイント上昇し、初回調査(平成8年度)以来過去最高となった。
産業別にみた取得者割合(取得率)は、女性は、「鉱業、採石業、砂利採取業」で100.0%、
以下「運輸業、郵便業」(98.6%)、「金融業、保険業」(97.6%)、「情報通信業」(95.5%)では
9割以上となっている。一方、「生活関連サービス業、娯楽業」(73.1%)、「製造業」(75.1%)、
「卸売業、小売業」(77.6%)、「不動産業、物品賃貸業」(78.2%)では8割未満となっている。
また、男性は、「金融業、保険業」(15.76%)と「情報通信業」(12.78%)で10%以上と高く、
一方、「生活関連サービス業、娯楽業」(1.19%)と「サービス業(他に分類されないもの)」
(1.82%)では1%台と低い。
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