調査・統計
争議行為を伴う争議は2年ぶりに増加し68件〜厚労省・29年労働争議統計調査結果〜
2018.08.02
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厚生労働省は、平成29年「労働争議統計調査」の結果をまとめた。
それによると、29年の労働争議は、「総争議」の件数が358件、このうち、「争議行為を伴う争議」は68件となっており、
「総争議」は8年連続で減少し、比較可能な昭和32年以降で最少となり、また、「争議行為を伴う争議」は
2年ぶりの増加となった。
労働争議の種類別の件数は、「総争議」358件(前年391件)、「争議行為を伴う争議」68件(同66件)、
「争議行為を伴わない争議」290件(同325件)となっている。
総参加人員は、「総争議」が13万2257人(前年6万9533人)、「争議行為を伴う争議」が7万2637人(同5万2415人)、
「争議行為を伴わない争議」が5万9620人(同1万7118人)。
なお、「争議行為を伴う争議」の行為参加人員は1万7612人(前年1万5833人)となった。
「争議行為を伴う争議」について行為形態別の状況をみると、「半日以上の同盟罷業」が38件(前年31件)、
「半日未満の同盟罷業」が46件(同47件)。
また、行為参加人員は、「半日以上の同盟罷業」が7953人(同2383人)、「半日未満の同盟罷業」が9917人
(同1万3698人)となっている。
なお、「半日以上の同盟罷業」での労働損失日数は1万4741日(前年3190日)となった。
詳しくはこちらまで(厚生労働省のホームページに移動します)。