調査・統計
法違反率、改善基準告示違反率ともに前年より低下~30年・自動車運転者使用事業場の監督指導結果~
2019.08.09
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厚生労働省は、自動車運転者を使用する事業場に対する平成30年の監督指導状況、送検状況を取りまとめた。
それによると、監督指導を行った6531事業場のうち、5424事業場に何らかの労働基準関係法令違反が認められた
(違反率83.1%)。
法違反率は前年(84.0%)と比べ0.9ポイントの低下となっている。
また、自動車運転者の労働時間等の改善のための基準(平成元年労働省告示第7号。通称・改善基準告示)の違反が
認められた事業場数は4006事業場となっている(違反率61.3%)。
改善基準告示違反率は前年(64.7%)と比べ3.4ポイントの低下。
業種別の法違反率は、トラック83.6%(前年84.0%)、バス74.6%(同83.7%)、ハイヤー・タクシー84.8%
(同88.7%)となっている。
また、業種別の改善基準告示違反率は、トラック66.9%(前年69.0%)、バス50.6%(同57.6%)、
ハイヤー・タクシー32.5%(同45.0%)となっている。
次に、送検の状況をみると、労働基準関係法令違反により送検した件数は59件(前年61件)となっている。
業種別の送検件数は、トラック42件(前年50件)、バス4件(同2件)、ハイヤー・タクシー5件(同6件)
となっている。
詳しくはこちらまで(厚生労働省のホームページに移動します)。