調査・統計
死亡者数は前年同期比7.5%減少〜厚労省・労働災害発生状況〜
2019.11.18
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厚生労働省は、令和元年における労働災害発生状況をまとめた(1月〜10月までの令和元年11月7日現在の速報値)。
それによると、労働災害による死亡者数620人となっており、前年同期と比べ50人(7.5%)減少している。
業種別にみた死亡者数では、最も多いのは建設業の192人(全体の31.0%)、次いで、第三次産業178人(同28.7%)、製造業106人(同17.1%)、陸上貨物運送事業72人(同11.6%)の順となっている。第三次産業の内訳では、
商業が41人(第三次産業の中の23.0%)、清掃・と畜が36人(同20.2%)で比較的多くなっている。
また、休業4日以上の死傷者数は9万834人となっており、前年同期と比べ2500人(2.7%)減少している。
業種別にみた死傷者数では、最も多いのは第三次産業の4万2557人(全体の46.9%)、次いで、製造業1万9834人
(同21.8%)、陸上貨物運送事業1万1431人(同12.6%)、建設業1万1217人(同12.3%)の順となっている。
第三次産業の内訳では、商業1万3816人(第三次産業の中の32.5%)、保健衛生業9159人(同21.5%)、
接客・娯楽6619人(同15.6%)、清掃・と畜4876人(同11.5%)などとなっている。
詳しくはこちらまで(厚生労働省のホームページに移動します)。