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調査・統計

大卒の初任給6年連続で前年を上回り21万200円~厚労省・令和元年の初任給調査結果~



厚生労働省は、「令和元年賃金構造基本統計調査(初任給)」の結果をまとめた。
この調査は、平成31年3月の新規学卒者を採用した常用労働者10人以上規模の民営事業所
1万4942ヵ所の初任給についてまとめたもの。
それによると、学歴別にみた初任給額は、すべての学歴で前年を上回っており、
大学院修士課程修了23万8900円(対前年比0.1%増)、大学卒21万200円(同1.7%増)、
高専・短大卒18万3900円(同1.4%増)、高校卒16万7400円(同1.4%増)となっている。
大学院修士課程修了と高専・短大卒は7年連続、大学卒と高校卒は6年連続の増加となった。
男女別にみた学歴別初任給額は、男性は、大学院修士課程修了23万9000円(対前年比0.4%減)、
大学卒21万2800円(同1.3%増)、高専・短大卒18万4700円(同1.0%増)、高校卒16万8900円
(同1.4%増)。
一方、女性は、大学院修士課程修了23万8300円(対前年比1.8%増)、大学卒20万6900円(同2.1%増)、
高専・短大卒18万3400円(同1.7%増)、高校卒16万4600円(同1.4%増)となっている。
また、企業規模別にみた初任給額(男女計)は、大学卒では、大企業(常用労働者1000人以上)21万3100円
(前年21万500円)、中企業(常用労働者100人~999人)20万8600円(前年20万4200円)、小企業
(常用労働者10人~99人)20万3900円(前年20万円)となっている。
詳しくはこちらまで(厚生労働省のホームページに移動します)。