調査・統計
正社員等労働者の雇用は36期連続で不足超過~厚生労働省まとめ~
2020.06.24
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厚生労働省がまとめた労働経済動向調査(2020年5月)結果によると、正社員等労働者の過不足状況は、
2011年8月調査から36期連続して不足超過となった。
調査結果によると、2020年5月1日現在の労働者の過不足状況は、正社員等労働者を「不足」とする事業所割合が
33%、一方、「過剰」とする事業所割合が9%となっている。
この結果、正社員等労働者過不足判断指数(「不足」と回答した事業所の割合から「過剰」と回答した事業所の割合を
差し引いた値)はプラス24ポイントとなり、2011年8月期から36期連続の不足超過となった。
これを産業別にみると、「宿泊業,飲食サービス業」でプラスマイナス0となったほかは不足超過となっており、
「建設業」(プラス46ポイント)、「医療,福祉」(同43ポイント)、「運輸業,郵便業」(同41ポイント)での
人手不足感が高い。
次に、雇用調整を実施した事業所の割合(2020年1月~3月期実績)は、前年同期と比べ3ポイント増加の37%
となっている。
産業別では、「宿泊業,飲食サービス業」が55%と最も高く、次いで、「サービス業(他に分類されないもの)」(43%)、「生活関連サービス業,娯楽業」(42%)の順となっている。
詳しくはこちらまで(厚生労働省のホームページに移動します)。