調査・統計
死亡者数は前年同期比9.1%減少~厚労省・労働災害発生状況~
2020.09.19
厚生労働省は、令和2年における労働災害発生状況をまとめた(1月~8月までの令和2年9月7日現在の速報値)。
それによると、労働災害による死亡者数442人となっており、前年同期と比べて44人(9.1%)の減少となっている。
業種別にみた死亡者数では、最も多いのは建設業の154人(全体の34.8%)、次いで、第三次産業116人(同26.2%)、
製造業72人(同16.3%)、陸上貨物運送事業45人(同10.2%)の順となっている。
第三次産業の内訳では、商業が40人(第三次産業の中の34.5%)、清掃・と畜が27人(同23.3%)で比較的多く
なっている。
また、休業4日以上の死傷者数は6万8870人となっており、前年同期と比べ159人(0.2%)減少している。
業種別にみた死傷者数では、最も多いのは第三次産業の3万2904人(全体の47.8%)、次いで、製造業1万4347人
(同20.8%)、陸上貨物運送事業8989人(同13.1%)、建設業8311人(同12.1%)の順となっている。
第三次産業の内訳では、商業1万758人(第三次産業の中の32.7%)、保健衛生業8242人(同25.0%)、
接客・娯楽4225人(同12.8%)、清掃・と畜3665人(同11.1%)などとなっている。
詳しくはこちらまで(厚生労働省のホームページに移動します)。