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調査・統計

一般労働者の賃金は前年比0.6%増の30万7700円〜令和2年賃金構造基本統計調査結果〜



厚生労働省は、「令和2年賃金構造基本統計調査」の結果をまとめた。
調査は、令和2年6月分の所定内給与について調べたもので、今回まとめられたのは、常用労働者10人以上規模の
約4万8000事業所について。 
調査結果によると、一般労働者(短時間労働者以外の労働者)の男女計の賃金額は30万7700円(前年比0.6%増)、
男女別では、男性33万8800円(同0.8%増)、女性25万1900円(同0.8%増)となっている(前年比は、令和2年と同じ
推計方法で集計した令和元年の数値をもとに算出している)。
学歴別に賃金がピークとなる年齢階級をみると、男性では大学卒が50〜54歳52万6600円、高専・短大卒が50〜54歳43万9900円、
高校卒が55〜59歳35万3700円、一方、女性では大学卒が50〜54歳38万2000円、高専・短大卒が50〜54歳28万9000円、
高卒が45〜49歳と55〜59歳23万4000円となっている。 
企業規模別の賃金をみると、男性は大企業(常用労働者1000人以上)37万7100円、中企業(同100〜999人)33万1700円、
小企業(同10〜99人)30万2400円、女性は大企業26万6400円、中企業25万3200円、小企業23万2900円となっている。
詳しくはこちらまで(厚生労働省のホームページに移動します)。