調査・統計
争議行為を伴う争議は3年ぶりに増加し57件〜厚労省・令和2年労働争議統計調査結果〜
2021.07.30
Tweet
厚生労働省は、令和2年「労働争議統計調査」の結果をまとめた。
それによると、2年の労働争議は、「総争議」の件数が303件、このうち、
「争議行為を伴う争議」は57件となっており、「総争議」は11年ぶりに増加し、
また、「争議行為を伴う争議」は3年ぶりの増加となった。
労働争議の種類別の件数は、「総争議」303件(前年268件)、
「争議行為を伴う争議」57件(同49件)、「争議行為を伴わない争議」246件
(同219件)となっている。
総参加人員は、「総争議」が5万7426人(前年10万5340人)、
「争議行為を伴う争議」が3万2436人(同5万7345人)、
「争議行為を伴わない争議」が2万4990人(同4万7995人)。
なお、「争議行為を伴う争議」の行為参加人員は6013人(前年1万7763人)となった。
「争議行為を伴う争議」について行為形態別の状況をみると、
「半日以上の同盟罷業」が35件(前年27件)、「半日未満の同盟罷業」が34件
(同33件)。また、行為参加人員は、「半日以上の同盟罷業」が806人(前年5345人)、
「半日未満の同盟罷業」が5324人(同1万1609人)となっている。
なお、「半日以上の同盟罷業」での労働損失日数は1817日(前年1万1002日)となった。
詳しくはこちらまで(厚生労働省のホームページに移動します)。