調査・統計
今春の大手賃上げ率は前年を0.14ポイント下回る1.86%〜厚生労働省まとめ〜
2021.08.13
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厚生労働省がまとめた令和3年民間主要企業の今春の賃上げ要求・妥結状況によると、
平均妥結額は5854円、賃上げ率は1.86%となり、前年実績(6286円、2.00%)を額で432円、
率で0.14ポイント下回った。
調査は、原則として資本金10億円以上かつ従業員1000人以上の労働組合がある企業を対象とし、
妥結額等が把握できた343社について集計している。
産業別の妥結状況をみると、妥結額が最も高いのは、金融・保険の6915円、次いで、電気機器6816円、
自動車6633円、化学6569円、建設6462円の順となっている。
一方、妥結額が最も低いのは、鉄鋼の3711円、次いで、サービス4286円、運輸4424円の順となっている。
産業別にみた賃上げ率では、最も高いのは、金融・保険の2.21%、次いで、その他製造2.12%、
電気機器2.09%、卸・小売2.06%、自動車2.01%の順となっている。
一方、最も低いのは、鉄鋼の1.26%、次いで、サービス1.44%、運輸1.52%の順となっている。
詳しくはこちらまで(厚生労働省のホームページに移動します)。