調査・統計
高卒の就職内定率は62.0%、求人倍率は2.66倍に~令和3年9月末現在・厚生労働省まとめ~
2021.11.12
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厚生労働省は、来春の高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職・就職内定状況
(令和3年9月末現在)を取りまとめた(前年同期比の各数値は令和2年10月末現在の各数値と
比較したもの)。
それによると、高校新卒者(選考・内定開始期日は令和3年9月16日以降)は、求人数が前年同期比0.3%減の
約36万9000人、求職者数が同9.2%減の約13万8000人で、求人倍率は前年同期(2.43倍)を0.23ポイント
上回る2.66倍となった。
就職内定者数は前年同期比12.4%減の約8万6000人で、就職内定率は前年同期(64.2%)を2.2ポイント下回る
62.0%となっている。
男女別の就職内定率は、男子は前年同期(66.6%)を1.8ポイント下回る64.8%、女子は前年同期(60.5%)を2.9ポイント
下回る57.6%となった。
全国14ブロックごとの求人倍率をみると、すべての地域で1倍を上回っており、京浜(5.09倍)では5倍を超え、
京阪神(3.67倍)と北陸(3.01倍)では3倍を超えている。
また、北海道(2.49倍)、東北(2.35倍)、関東(2.42倍)、甲信越(2.62倍)、東海(2.65倍)、山陰(2.29倍)、
山陽(2.44倍)、四国(2.43倍)、北九州(2.19倍)の9地域では2倍以上となっている。
次に、中学新卒者(選考・内定開始期日は原則として令和4年1月1日以降)の求人数は前年同期比12.1%減の820人、
求職者数は同15.1%減の735人となり、求人倍率は前年同期(1.08倍)を0.04ポイント上回る1.12倍となっている。
詳しくはこちらまで_(厚生労働省のホームページに移動します)。