調査・統計
死亡者数は前年同期比6.9%増加〜厚労省・労働災害発生状況〜
2021.12.17
厚生労働省は、令和3年における労働災害発生状況をまとめた
(1月〜11月までの令和3年12月7日現在の速報値)。
それによると、労働災害による死亡者数696人となっており、
前年同期と比べて45人(6.9%)の増加となっている。
業種別にみた死亡者数では、最も多いのは建設業の243人
(全体の34.9%)、次いで、第三次産業175人(同25.1%)、
製造業116人(同16.7%)、陸上貨物運送事業76人(同10.9%)
の順となっている。
第三次産業の内訳では、商業57人(第三次産業の中の32.6%)、
清掃・と畜29人(同16.6%)、保健衛生業24人(同13.7%)などとなっている。
また、休業4日以上の死傷者数は12万3165人となっており、
前年同期と比べ2万319人(19.8%)増加している。
業種別にみた死傷者数では、最も多いのは第三次産業の6万5569人
(全体の53.2%)、次いで、製造業2万3614人(同19.2%)、
陸上貨物運送事業1万3903人(同11.3%)、建設業1万3502人
(同11.0%)の順となっている。
第三次産業の内訳では、保健衛生業2万4016人(第三次産業の中の36.6%)、
商業1万8054人(同27.5%)、接客・娯楽7005人(同10.7%)、
清掃・と畜5614人(同8.6%)などとなっている。
詳しくはこちらまで(厚生労働省のホームページに移動します)。