今春の大手賃上げ率は前年を0.34ポイント上回る2.20％～厚生労働省まとめ～

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厚生労働省がまとめた令和４年民間主要企業の今春の賃上げ要求・妥結状況によると、
平均妥結額は6898円、賃上げ率は2.20％となり、前年実績（5854円、1.86％）を額で1044円、
率で0.34ポイント上回った。　
調査は、原則として資本金10億円以上かつ従業員1000人以上の労働組合がある企業を対象とし、
妥結額等が把握できた358社について集計している。
産業別の妥結状況をみると、妥結額が最も高いのは、精密機器の9511円、次いで、建設9334円、
金融・保険8983円、鉄鋼8900円、繊維8317円の順となっている。
一方、妥結額が最も低いのは、非鉄金属の3920円、次いで、窯業3979円、電力・ガス4942円の順となっている。
産業別にみた賃上げ率では、最も高いのは、鉄鋼の3.04％、次いで、金融・保険2.99％、
精密機器2.78％、建設2.75％、繊維2.63％の順となっている。
一方、最も低いのは、非鉄金属の1.28％、次いで、窯業1.39％、電力・ガス1.49％の順となっている。
詳しくはこちらまで（厚生労働省のホームページに移動します）。