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調査・統計

アップ率は前年を1.72ポイント上回る3.99%に~経団連・2023年の賃上げ妥結結果~


経団連(十倉雅和会長)は、「2023年春季労使交渉・大手企業業種別妥結結果」
(最終集計)をまとめた。
調査対象は、原則として東証一部上場、従業員数500人以上の21業種241社で、
妥結を把握している21業種190社のうち、平均金額不明等のため集計から除外した
54社を除く136社についてまとめている。
それによると、妥結額(加重平均)は1万3362円、アップ率は3.99%となっており、
前年(7562円、2.27%)と比べ、額で5800円、率で1.72ポイント上回っている。
業種別にみた額・率では、額が最も高いのは、「建設」の2万3389円、次いで、
「造船」1万8990円、「機械金属」1万6077円、「化学」1万4961円、
「繊維」1万4911円の順となっている。
率が最も高いのは、「造船」の5.66%、次いで、「機械金属」5.03%、
「繊維」4.58%、「建設」4.51%、「化学」4.45%の順となっている。
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