調査・統計
死亡者数は前年同期比1.7%減少~厚労省・労働災害発生状況~
2023.10.20
厚生労働省は、令和5年における労働災害発生状況をまとめた
(1月~9月までの令和5年10月10日現在の速報値)。
それによると、労働災害による死亡者数506人となっており、
前年同期(515人)と比べ9人(1.7%)減少している。
業種別にみた死亡者数では、最も多いのは建設業の152人(全体の30.0%)、
次いで、第三次産業133人(同26.3%)、製造業95人(同18.8%)、
陸上貨物運送事業75人(同14.8%)の順となっている。
第三次産業の内訳では、商業49人(第三次産業の中の36.8%)、
清掃・と畜23人(同17.3%)、警備業19人(同14.3%)などとなっている。
また、休業4日以上の死傷者数は8万7761人となっており、
前年同期と比べ2217人(2.6%)増加している。
業種別にみた死傷者数では、最も多いのは第三次産業の4万4230人(全体の50.4%)、
次いで、製造業1万7950人(同20.5%)、陸上貨物運送事業1万878人(同12.4%)、
建設業9543人(同10.9%)の順となっている。第三次産業の内訳では、
商業1万3961人(第三次産業の中の31.6%)、保健衛生業1万1674人(同26.4%)、
接客・娯楽6100人(同13.8%)、清掃・と畜4460人(同10.1%)などとなっている。
詳しくはこちらまで(厚生労働省のホームページに移動します)。