調査・統計
死亡者数は前年同期比6.7%減少~厚労省・労働災害発生状況~
2023.11.19
厚生労働省は、令和5年における労働災害発生状況をまとめた
(1月~10月までの令和5年11月7日現在の速報値)。
それによると、労働災害による死亡者数545人となっており、
前年同期(584人)と比べ39人(6.7%)減少している。
業種別にみた死亡者数では、最も多いのは建設業の161人
(全体の29.5%)、次いで、第三次産業148人(同27.2%)、
製造業101人(同18.5%)、陸上貨物運送事業80人(同14.7%)
の順となっている。
第三次産業の内訳では、商業52人(第三次産業の中の35.1%)、
清掃・と畜28人(同18.9%)、警備業21人(同14.2%)などとなっている。
また、休業4日以上の死傷者数は9万9353人となっており、
前年同期と比べ2523人(2.6%)増加している。
業種別にみた死傷者数では、最も多いのは第三次産業の5万129人
(全体の50.5%)、次いで、製造業2万315人(同20.4%)、
陸上貨物運送事業1万2198人(同12.3%)、建設業1万810人(同10.9%)
の順となっている。
第三次産業の内訳では、商業1万5743人(第三次産業の中の31.4%)、
保健衛生業1万3318人(同26.6%)、接客・娯楽6923人(同13.8%)、
清掃・と畜5041人(同10.1%)などとなっている。
詳しくはこちらまで(厚生労働省のホームページに移動します)。