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調査・統計

度数率は2.14、強度率は0.09に~令和5年・労働災害動向調査結果~


厚生労働省は、令和5年「労働災害動向調査(事業所調査(事業所規模100人以上)及び
総合工事業調査)」の結果をまとめた。
まず、事業所調査の結果をみると、度数率(100万延べ実労働時間当たりの労働災害による死傷者数で、
災害発生の頻度を表す)は2.14(前年2.06)、強度率(1000延べ実労働時間当たりの労働損失日数で、
災害の重さの程度を表す)は0.09(同0.09)となっている。
また、死傷者1人平均労働損失日数は40.0日(前年44.3日)となっている。
産業別にみた度数率、強度率は、度数率が最も高いのは、「漁業」の11.52(前年24.22)、
次いで、「農業,林業」7.34(同7.13)、「生活関連サービス業、娯楽業」(一部の業種に限る)
4.61(同5.19)、「運輸業,郵便業」3.95(同4.06)の順となっている。
強度率が最も高いのは、「農業,林業」の0.51(前年0.15)、次いで、「生活関連サービス業,娯楽業」
(一部の業種に限る)0.31(同0.14)、「運輸業,郵便業」0.19(同0.21)、
「サービス業(他に分類されないもの)」(一部の業種に限る)0.19(同0.31)の順となっている。
次に、総合工事業(工事現場)についてみると、度数率は1.69(前年1.47)、
強度率は0.29(同0.22)となっている。
また、死傷者1人平均労働損失日数は174.2日(前年153.2日)となっている。
詳しくはこちらまで(厚生労働省のホームページに移動します)。