大学で34.9％、高校では38.4％の新卒就職者が３年以内に離職～厚労省・令和３年３月卒業者を対象に集計

厚生労働省は、「新規学卒就職者の離職状況（令和３年３月卒業者の状況）」をまとめた。
それによると、新規学卒就職者の卒業後３年以内の離職率は、大学が34.9％（前年比2.6ポイント上昇）、
短大等が44.6％（同2.0ポイント上昇）、高校が38.4％（同1.4ポイント上昇）、中学が50.5％
（同2.4ポイント低下）となっている。
産業別にみた卒業後３年以内の離職率では（離職率の高い上位５産業）、大学は、最も高いのは
「宿泊業,飲食サービス業」の56.6％（前年比5.2ポイント上昇）、次いで、「生活関連サービス業,娯楽業」
53.7％（同5.7ポイント上昇）、「教育、学習支援業」46.6％（同0.6ポイント上昇）、
「小売業」41.9％（同3.4ポイント上昇）、「医療、福祉」41.5％（同2.7ポイント上昇）の順となっている。
同じく、高校は、最も高いのは「宿泊業,飲食サービス業」の65.1％（前年比2.5ポイント上昇）、
次いで、「生活関連サービス業,娯楽業」61.0％（同4.0ポイント上昇）、「教育、学習支援業」53.1％
（同5.0ポイント上昇）、「医療、福祉」49.3％（同2.9ポイント上昇）、「小売業」48.6％
（同0.3ポイント上昇）の順となっている。
詳しくはこちらまで（厚生労働省のホームページに移動します）。