特化物ＭＯＣＡの特殊健診項目に膀胱鏡検査等を追加～労政審・特化則改正案要綱は妥当と答申～

労働政策審議会（会長・樋口美雄慶應義塾大学商学部教授）は１月26日、
同日厚生労働省から諮問された「特定化学物質障害予防規則の一部を改正する省令案要綱」について、
これを同審議会安全衛生分科会（分科会長・土橋律東京大学大学院工学研究科教授）で検討した結果、
諮問案を「妥当と認める」とする答申を取りまとめ、塩崎厚労相に提出した。
改正の内容は、３・３’-ジクロロ-４・４’-ジアミノジフェニルメタン（略称・ＭＯＣＡ）に係る
特殊健康診断の項目に、膀胱がん等尿路系腫瘍を予防・早期発見するための項目
（尿中の潜血検査、膀胱鏡検査等）を追加するもの。
答申を得た同省は、速やかに省令の改正を行い、平成29年４月１日から施行する予定としている。
詳しくはこちらまで（厚生労働省のホームページに移動します）。