第89回メーデー中央大会に約4万人が集まる

連合などが中心となって組織する第89回メーデー中央実行委員会が主催する「第89回メーデー中央大会」が
4月28日に東京・代々木公園で開催され、組合員とその家族など約4万人が参加した。
まず挨拶に立った連合・神津里季生会長は、「春季生活闘争は、底上げの成果が出ている。この流れをさらに拡げよう」
と訴えた。また「働き方改革」について神津会長は「長時間労働是正、同一労働同一賃金に魂を入れるのは、
私たち労働組合だ。このことをしっかりアピールし、仲間を増やそう」と話した。
続いて、来賓として挨拶に立った加藤勝信厚生労働大臣は、「政府は、誰もが活躍できる社会に向け、取り組んでいる。
めざす方向はみなさんと同じ」と述べた。
また、メーデー中央大会を後援する東京都の小池百合子知事は「2020東京オリンピック・パラリンピックを
成功させるため、連合のみなさんとしっかり連携していきたい」と呼びかけた。