改訂版 リスクアセスメント~「安全の見える化」~
カテゴリー | ー 安全衛生 |
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著者 | 濱田 勉 著 |
編者/編著者/編集 | |
監修 | |
発行 | 労働調査会 |
発行日 | 2016-03-05 |
判型/頁数 | A5判/292頁 |
価格 | 1,320円(税抜価格1,200円) |
送料 | 【1部 330円税込】 ご注文の合計部数により料金を設定しています。詳細はこちらまで |
ISBN | 9784-86319-552-3 |
備考 | |
制作 |
要約
労働安全衛生法第28条の2に定められた「リスクアセスメント」への取り組みは、平成18年に施行され、一定の歳月が経過したものの、その本質の理解は必ずしも十分なものではなく、手段・手法だけが一人歩きしている感じがします。
本書は、リスクアセスメントを導入した事業場からの質問に直接答えるQ&A集の改訂版。実際に寄せられた声をベースにしているため、その切実な悩みに共感するだけでなく、リスクアセスメントを理解していく上で、「安全とは何か」、「安全とはどういう状態を指すのか」という原理原則を再認識できることにより、解決への道筋が見えてくる関係者必読の一冊。リスクアセスメントの効果は安全衛生に限ったものではありません。生産性の向上や職場改善に結びついた事例など、その相乗効果を示しながら、導入成功のポイントを多角的にわかりやすく解説しています。
目次
1 必ず理解してほしい「原理原則」
1-1 安全とは何か、リスクの許容とは何か ~「安全の原理」~
1-2 どこまで対策すれば「許容可能なリスク」ですか
1-3 リスクゼロとはどういう状態ですか
1-4 危険源とは何ですか
2 リスクアセスメントは情報の整理でもある
2-1 リスクアセスメントに着手する際の準備について教えてください
2-2 リスクアセスメントを進める際、作業把握がなぜ重要なのですか
2-3 作業のどこからどこまでを対象に評価すればよいのですか
2-4 作業を把握する事例を教えてください
3 リスク見積りと対応策の検討 ~災害発生のシナリオを軸に~
3-1 リスク見積り結果のばらつきをなくす方法を教えてください
3-2 本質安全化を図るためにはどのような方法がありますか
3-3 作業を本質安全化するとは、どういうことですか
3-4 リスクが管理された状態とは、どのような状態ですか
4 リスクアセスメントの導入成功へ向けて ~安全の現状を考えながら~
4-1 リスクアセスメントの実施に当たって、安全衛生部署が受け持つべき役割を教えてください
4-2 安全とリスクアセスメントについて、理解を得るための効果的な方法を教えてください
4-3 一生懸命リスクアセスメントをしても、パトロールの指摘事項の方が優先され、がっかりします
4-4 リスクアセスメントを始めましたが、従来からの安全活動や取り決め事が多すぎて、すべてが中途半端になります