がんは働きながら治す! 一億総活躍社会のためのがん教育-追補版-
カテゴリー | ー 健康管理・産業保健 |
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著者 | 東京大学医学部附属病院 放射線科 中川 恵一、関谷 徳泰 著 |
編者/編著者/編集 | |
監修 | |
発行 | 労働調査会 |
発行日 | 2018-01-30 |
判型/頁数 | 四六判/268頁 |
価格 | 1,650円(税抜価格1,500円) |
送料 | 【1部 330円税込】 ご注文の合計部数により料金を設定しています。詳細はこちらまで |
ISBN | 978-4-86319-663-6 |
備考 | |
制作 |
要約
【日本医師会推薦】
これからやってくる「超高齢社会」において、病気を治療しながら仕事を続ける「治療と職業生活の両立支援」が国を挙げて推進されており、2017年10月には「第3期がん対策推進基本計画」が閣議決定されました。
日本は、65歳の定年までにおよそ6~7人に1人が、がんに罹患するといわれる「がん大国」です。また、今後も働く人のがんは増えていくといわれ、“がんの治療しながら働く人を支援する”ことは企業においても喫緊の課題となっています。
そこで、本書では日本経済新聞連載『がん社会を診る』の著者である東京大学医学部附属病院放射線科 放射線治療部門長の中川恵一氏を中心に、企業における「働く人のがん」支援について企業側と医療側が知っておきたい知識を1冊にまとめました。
今回の追補版では、巻末付録に「がん対策推進基本計画の概要図」を収録いたしました。
目次
推薦のことば(日本医師会)
はじめに
第1部:働く人とがん
Ⅰ 働く人とがん
(1)負のイメージから抜け出そう
(2)「辞めない」こと、「辞めさせない」こと
(3)わが国の労働環境とがん
(4)がん対策の流れと基本計画
(5)高齢者が働く人の1割に
(6)働く女性とがん
(7)労災型のがんを見過ごすな
Ⅱ 職場における予防と検診
(1)職場における一次予防(喫煙・飲酒・感染症)
(2)職場における二次予防(がん検診)
Ⅲ 国を挙げてがんと向き合う
(1)がん対策基本法とがん対策推進基本計画
(2)がん対策加速化プラン
(3)「がん教育」の推進
(4)がん対策推進企業アクション
(5)第1回がん対策推進企業表彰
(6)中小企業がやれること
(7)健康経営の視点から取り組む
Ⅳ 働きながらがんを治す
(1)事業場における治療と職業生活の両立支援のためのガイドライン
(2)さまざまな角度から「就労支援」を考える
(3)医師から見たがんの「就労支援」
第2部 がんを知る
Ⅰ がんの5つの予防
(1)がんとの関わり方
(2)がんの5つの予防
(3)0次予防:医学情報リテラシー
(4)一次予防:がんになりにくい生き方をする
(5)二次予防:がん検診
(6)三次予防:がんを治療する
(7)四次予防:がんによる苦痛をなくす
第3部 座談会
「みんなで働かないともたない社会」
中川恵一 氏(東京大学医学部附属病院 放射線科准教授)
今村 聡 氏(日本医師会 副会長)
木谷 宏 氏(県立広島大学 経営専門職大学院教授)
渡辺真俊 氏(厚生労働省 健康局がん・疾病対策課長)