要約

新型コロナウイルス感染症による未曽有の大流行によって、わずかな期間に人々の生活様式はガラリと変化しました。仕事の面でも時差出勤や在宅勤務（テレワーク）といった新しい働き方への変革は有無を言わせない状況であり、さらに休業や自宅待機、そして感染者がでた際の措置など、対応すべきことは山積しています。
こんな、とにかく対応しなければいけない“今”知っておくべき労務問題を、弁護士が個別に Q&A 形式で解説します。
対応に追われている企業の方は必見です！

目次

第1章 時差出勤・テレワーク・休業手当など　労働問題Q&A
1．賃金
2. 従業員が感染してしまった場合
3. 会社による自宅待機命令
4. 会社による出勤命令・休業命令
5. 解雇・雇止め
6. 内定取消し
7. 退職勧奨
8. 残業・長時間労働
9. 休暇
10. 時差出勤・テレワーク
11. ハラスメント
12. 派遣労働者
13. 感染予防
14. 緊急事態宣言と休業について
15. 通勤交通費・定期代
16. 均衡・均等待遇
17. 大人数の整理解雇・退職勧奨について
18. 労働災害
19. シフト制の従業員に対する休業手当

第2章 書式例集
◇新型コロナウイルス感染者発生の告知文
◇・社内向け　　・社外向け　　・取引先向け
◇社内広報文
◇テレワーク業務日報
◇新型コロナウイルス行動調査票（報告書）
◇在宅勤務者向け・新型コロナウイルス感染予防の行動指針
◇在宅勤務を想定した通勤手当の規定例
◇在宅勤務期間中における通勤手当の支給に関する同意書
◇テレワーク誓約書（秘密保持・個人情報の取扱い）
◇個人情報の第三者提供に関する同意書
◇休業手当に関する同意書
◇出向通知書
◇内定取消合意書