LGBT はじめての労務管理対応マニュアル
カテゴリー | ー 労務管理-労働実務全般 |
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著者 | 森 伸恵 |
編者/編著者/編集 | |
監修 | |
発行 | 労働調査会 |
発行日 | 2021-5-25 |
判型/頁数 | A5判/216頁 |
価格 | 2,640円(税抜価格2,400円) |
送料 | 【1部 330円税込】 ご注文の合計部数により料金を設定しています。詳細はこちらまで |
ISBN | 978-4-86319-845-6 |
備考 | |
制作 |
要約
日本におけるLGBTを含む
性的少数者の人口は8.9%
13人に1人という存在。
雇用する労働者の中にも、
LGBTに該当する人が
一定程度いると考えられる中で、
サポート態勢の整っていない職場では、
今後さまざまな問題が起こることも考えられる。
今、企業として求められる対応は?
労務管理上、注意すべきポイントとは?
LGBTに関する案件を多く取扱う弁護士の森伸恵氏が徹底解説。
目次
第1章 基礎知識~労務管理に入る前に~
〇第1 LGBT・SOGIとは(基礎知識)
〇〇1 LGBTとは
〇〇2 その他のセクシュアリティ
〇〇3 性別違和とは
〇〇4 性的指向と性自認
〇〇5 SOGIとは
〇〇6 LGBTの人口
〇第2 歴史と社会
〇〇1 国連決議と国際的な人権保障
〇〇2 各国のLGBT施策(同性婚、差別禁止、性別変更)
〇〇3 社会環境
〇〇(1) 国内の法整備
〇〇(2) 地方自治体の動き
〇〇(3) 企業の動き
第2章 企業に求められる対応 総論
〇第1 総論
〇第2 カミングアウトについて
〇第3 職場環境の実際と当事者の希望
〇第4 企業が持つべき視点と具体的な取り組み方向
第3章 企業に求められる対応 各論
〇第1 採用
〇〇1 募集時
〇〇2 採用
〇第2 人事・服務規律
〇〇1 服装の自由
〇〇2 更衣室やトイレの使用
〇第3 取引先・顧客との関係
第4章 SOGIハラスメント
〇第1 ハラスメントの防止
〇第2 セクシャルハラスメント
〇第3 パワーハラスメント
〇第4 SOGIハラスメント
〇第5 アウティング
〇第6 国の施策
〇第7 事例検討
〇〇1 性的指向・性自認に関する侮辱的な言動
〇〇2 アウティング
〇〇ⅰ)人事労務での対応(社内制度、同性パートナーシップ制度等取扱い)
〇〇ⅱ)管理職の対応(部下からのカミングアウトと情報管理)
〇〇ⅲ)同僚間の対応(アウティングの背景、深刻性)
〇第8 企業における対応策~SOGIハラが起こらないようにするには~
〇〇1 就業規則の作り方
〇〇2 社内研修
〇〇3 相談窓口の設置
〇〇4 相談窓口対応従業員の教育
第5章 LGBTフレンドリー企業になるには
〇第1 総論
〇第2 就業規則の内容~LGBT従業員への配慮を盛り込んだ就業規則の作り方~
〇〇1 差別禁止
〇〇2 服務規律① セクシュアルハラスメントの禁止
〇〇3 服務規律② アウティングの禁止
〇〇4 服務規律③ トランスジェンダーの服装
〇〇5 服務規律④ トランスジェンダー社員の通称
〇〇6 服務規律⑤ トイレ・更衣室の使用、社員旅行
〇〇7 勤務時間 同性カップル間で子供の養育
〇〇8 休業条項 トランスジェンダー社員の手術
〇〇9 休業・休職・休暇(同性パートナーがいる社員の慶事・育児・介護休暇)
〇〇10 健康診断(安全及び衛生)
〇〇11 福利厚生
〇第3 社内教育
〇〇1 研修の実施取り組み例
〇〇2 広報活動取り組み例
〇〇3 意見聴取の機会の取り組み例
〇第4 相談窓口の作り方
〇〇1 相談の内容
〇〇2 相談窓口の設置方法
第6章 withコロナの時代~コロナとLGBT~
〇第1 LGBT従業員の不安
〇第2 起こりうる問題と対応策
〇〇1 感染予防の徹底段階
〇〇2 感染時の対応部門の決定
〇〇3 感染した従業員の対応段階
〇〇4 濃厚接触者の対応
〇〇5 その他の従業員の対応
〇〇6 対外的発表
〇第3 LGBT従業員への福利厚生の適用
第7章 裁判例