【要約】

第１種衛生管理者免許試験で確実に合格するには、試験問題の半数近くを占める「有害業務」に関する試験問題で十分な得点を挙げることが必要とされている。
「有害業務」で確実に得点を挙げることができれば、合格への道が開けてくる。
本書はこうした観点から企画したサブテキストで、合格の決め手となる「最重要ポイント」を押さえることで、着実に得点がアップするように、構成に工夫を凝らした。
試験の直前に、本書を使ってそれまでに学んだ知識を集中的に再確認すれば、合格をより確実に引き寄せることが可能。
通勤時間やお昼休みなどの「すき間時間」を有効活用できるツールにもなる。

【目次】

関係法令
１．有害業務に係わる安全衛生管理体制
２．譲渡等の制限
３．定期自主検査
４．有害物質に関する規制
５．有害業務における安全衛生教育
６．作業環境測定
７．特殊健康診断
８．健康管理手帳
９．労働基準監督署への提出書類
10．労働安全衛生規則（有害業務関係）
11．有機溶剤中毒予防規則
12．特定化学物質障害予防規則
13．電離放射線障害防止規則
14．酸素欠乏症等防止規則
15．粉じん障害防止規則
16．石綿障害予防規則
17．じん肺法
18．労働基準法

労働衛生
19．化学物質のリスクアセスメント
20．有害物質１－粉じん－
21．有害物質２－金属類－
22．有害物質３－有機溶剤－
23．有害物質４－有毒ガス、発がん性物質など
24．有害エネルギー１－騒音
25．有害エネルギー２－高温・低温他
26．労働衛生の３管理
27．作業環境管理１－有害物質の分類と状態
28．作業環境管理２－作業環境測定
29．作業環境管理３－作業環境改善
30．作業管理（労働衛生保護具）
31．健康管理（特殊健康診断）

【著者】
田中通洋（たなか・みちひろ）氏
労働安全コンサルタント（化学）、労働衛生コンサルタント（労働衛生工学）
主な著書：『化学物質管理者専門的講習テキスト　総合版』（共著、日本規格協会、2023年）、
『第一種・第二種 衛生管理者免許試験対策　合格水準問題集 2023年度版』（共著、労働調査会、2023年）、
『ミチヒロのつぶやき』（ことこと舎、2021年）、『安全工学便覧　第4版』（共著、コロナ社、2019年）など
主な公職：「作業環境管理専門家・化学物質管理専門家指導用マニュアル作成検討会・委員」（2023年）、
「『外国人労働者安全衛生管理の手引き』有識者検討会・座長」（2020～2023年）など。