安全衛生

【3月10日より順次発送】改訂版 ISO 45001 実践ハンドブック 労働安全衛生マネジメントシステム

カテゴリー ー 安全衛生
著者 黒崎 由行 著
編者/編著者/編集
監修
発行 労働調査会
発行日 2025-3-21
判型/頁数 B5判/232頁
価格 3,080円(税抜価格2,800円)
送料 【1部 330円税込】
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ISBN 978-4-86788-065-4
備考
制作
現在庫: 在庫有り

要約

2018年3月に発行した、労働安全衛生マネジメントシステム(OHSMS)の国際規格「ISO45001」の解説書。
労働安全衛生マネジメントシステムの主任審査員として実績を積み、労働安全・衛生コンサルタントでもある著者が、
40年に及ぶ経験をベースに執筆したISO45001関連書籍の決定版。

本書の特長は、以下のとおり。
・要求事項の理解が難しい点を「Q&A方式」で解説
・架空企業ABC社をモデルに、マニュアル、手順書、内部監査チェックリストなどを全面的に公開
・ワークシートにより効率的にOHSMSの構築が可能
・ISO45001の各箇条と関連する労働安全衛生法令を解説
・審査員としての経験を踏まえ、認証審査受審のポイントを紹介

また、改訂版には、初版のISO 45001の要求事項に基づくOHSMSの構築と
運用に関する実践的なガイドに加え、新たに以下の2つの章を追加した。
1.OHSMSの本質(第1章) 従来の事業所単位でのボトムアップ型の管理から、
〇〇組織全体のガバナンスを強化するトップダウンのマネジメントとすることが
〇〇求められている。ISO45001における経営層のリーダーシップは、安全文化を
〇〇育む礎であり、OHSMSの真髄とも言える重要な要素であることを紹介する。
2.リスクアセスメント実務ガイド(第4章)
〇〇従来の危険予知(KY)が「危ないところ探し」にとどまっている状況を脱却し、
〇〇危険源を適切に特定し、既存の管理策の有効性を考慮した本来の
〇〇リスクアセスメントを実現することが必要であることを紹介する。

目次

第1章 OHSMSの本質
1.労働災害の責任の所在
2.日本と欧米の安全に対する考え方の違い
3.日本と欧米の安全衛生管理の相違
4.労働安全衛生を取り巻く状況
5.グローバル企業のサステナブル調達監査における労働安全衛生
6.ハインリッヒの法則の誤解
7.安全衛生管理とOHSマネジメントは違うのか
8.安全文化とは

第2章 ISO 45001の概要
1.ISOによるマネジメントシステム規格
2.ISO 45001発行までの経緯
3.ISO 45001開発難航の原因
4.附属書SLとは

第3章 ISO 45001の理解とOHSMS構築
1.解説上の参照規格
2.本章の構成
3.ISO 45001の理解とOHSMS構築
(1)全体構成
(2)用語と定義
(3)「4 組織の状況」
(4)「5 リーダーシップ及び働く人の参加」
(5)「6 計画」
(6)「7 支援」
(7)「8 運用」
(8)「9 パフォーマンス評価」
(9)「10 改善」

第4章 リスクアセスメント実務ガイド
1.なぜ、リスクアセスメントは役に立たないのか
2.誰がリスクアセスメントをするのか
3.リスクアセスメントのステップ
4.どのように危険源を特定するのか
5.危険源から危害の特定
6.重大性はどのように評価するのか
7.発生の可能性はどのように評価するのか
8.許容の可否はどのように判断するのか
9.許容不可と評価されたリスクはどのように対策するのか
10.重要ポイント:対策を先に考えない
11.専門的なリスクアセスメント
12.化学物質リスクアセスメント

第5章 OHSMS構築及び認証取得ステップ
1.マネジメントシステムと適用範囲の決定
2.全社・グループ統合OHSMSの構築および認証取得の進め方
3.OHSMS構築および認証取得に要する期間
4.OHSMS構築および認証取得のステップ
5.認証審査とは
6.認証機関と認定機関
7.ISO審査員の力量
8.認証機関および審査員の選定
9.ISO 45001審査の内容
10.ISO 45001審査の工数

第6章 付録
・OHSMSマニュアル(事例)
・個人用保護具(PPE)選定管理手順書(事例)
・内部監査チェックリスト:部門監査用(事例)

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