Q&A 退職・解雇・雇止めの実務~知っておきたいトラブル回避法!~
カテゴリー | ー 現在庫のない書籍リスト |
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著者 | |
編者/編著者/編集 | 布施 直春 著 |
監修 | |
発行 | 労働調査会 |
発行日 | 2012-12-15 |
判型/頁数 | A5判/272頁 |
価格 | 2,200円(税抜価格2,000円) |
送料 | 【1部 330円税込】 ご注文の合計部数により料金を設定しています。詳細はこちらまで |
ISBN | 978-4-86319-306-2 |
備考 | |
制作 |
要約
労使の間でトラブルになりがちな、「退職、解雇、懲戒、雇止め」をめぐる問題への対応実務を、Q&A方式でわかりやすく解説。豊富な記載例を盛込むことで、実務にすぐに使える内容となっている。平成25年4月1日施行予定の改正労働契約法(5年を超えて有期契約労働者を雇用した場合、労働者に無期転換権が発生する)と、改正高年齢者雇用安定法(希望者全員65歳雇用)にも対応している。
【目次】
第1部 退職・解雇・懲戒・雇止めの実務
第1章 退職、定年、休職、退職手続きなど
Q1 退職・解雇の種類は
1 合意退職、辞職
Q2 合意退職とは
Q3 辞職とは
Q4 退職願いの記載例は
Q5 早期退職者優遇制度とは
Q6 退職勧奨の進め方と退職合意書の作成は
Q7 退職勧奨で男女差別として禁止されることは
Q8 学生からの採用内定辞退とは
Q9 退職の意思表示の撤回の効力は
Q10 強迫・錯誤・詐欺等による退職の意思表示の効力は
2 定年
Q11 定年制の注意点は
Q12 就業規則の規定例、定年退職通知書・定年退職届の例は
Q13 定年で男女差別として禁止されることは
3 休職等
Q14 休職制度と休職の種類は
Q15 私傷病休職期間の満了による自動退職とは
Q16 休職に関する就業規則の規定例と注意点は
Q17 インフルエンザにかかった従業員の就業禁止は
4 退職手続き、退職金支払い
Q18 行方不明の従業員を自動退職にする手続きは
Q19 退職後の競業禁止とは
Q20 一方的退職者の退職金不支給とは
Q21 退職者にきちんと業務引継ぎを行わせる方法は
Q22 退職者にきちんと貸与品を返却させる方法は
Q23 退職・解雇証明書の交付は
Q24 会社の退職金の支給・金品の返還は
第2章 解雇の共通事項
Q1 解雇とその種類は
1 解雇の共通4要件
Q2 解雇が認められる共通4要件とは
Q3 普通解雇、整理解雇、懲戒解雇の有効要件のちがいは
2 解雇禁止事由
Q4 解雇の有効4要件(その1)
-解雇禁止事由とは-
Q5 業務災害・産前産後休業中等の解雇制限とは
Q6 業務災害による休業中等の解雇禁止とは
Q7 解雇予告除外認定を受けていない産休中の解雇の効力は
Q8 退職・解雇等についての男女差別の禁止とは
Q9 解雇について男女差別として禁止されることは
Q10 結婚退職の効力は
Q11 育児・介護休業等の取得による解雇・不利益取扱いの禁止とは
3 解雇予告、解雇予告手当の支払い
Q12 解雇有効の共通4要件(その2)
-解雇予告、解雇予告手当の支払いとは-
Q13 解雇予告とは
Q14 解雇予告通知書の文例は
Q15 解雇期日のはっきりしない解雇予告の効力は
Q16 解雇予告手当の支払方法は
Q17 即時解雇できる3つの場合とは
Q18 解雇予告除外認定とは
Q19 解雇予告除外事由のない即時解雇の効力は
Q20 臨時労働者は即時解雇できるとは
4 就業規則等の規定
Q21 解雇有効の共通4要件(その3)
-就業規則等の解雇事由、手続きに従っているとは-
Q22 就業規則を定めていない会社の解雇の効力は
5 解雇理由の合理性・相当性
Q23 解雇有効の共通4要件(その4)
-解雇理由の合理性・相当性とは-
6 解雇と年休取得
Q24 解雇予定日までの年次有給休暇の取得は
7 試用期間
Q25 試用期間とはどのようなものか
Q26 試用社員の本採用拒否(解雇)が認められる事由は
Q27 試用期間に関する就業規則の規定例は
Q28 試用期間のほかに「試験的な勤務期間」を設ける方法は
Q29 紹介予定派遣とは何か
第3章 普通解雇
Q1 普通解雇に必要な合理的理由とは
Q2 私傷病による普通解雇の効力は
Q3 欠勤・遅刻を理由とする普通解雇は
Q4 売上目標未達成を理由とする普通解雇は
Q5 地位特定者の成績不良を理由とする普通解雇は
Q6 協調性欠如を理由とする普通解雇は
Q7 学生側の原因による採用内定取消しは
第4章 整理解雇
Q1 整理解雇の有効要件は
Q2 人員削減の必要性の程度は
Q3 正社員の解雇と同時のパートの新規採用は
Q4 整理解雇対象者の選定の合理性とは
Q5 事業場閉鎖に伴う全員解雇は
Q6 リストラによる採用内定の取消しは
Q7 整理解雇をさける努力とは
第5章 懲戒処分と懲戒解雇
1 懲戒処分の種類と内容
Q1 懲戒処分とは何か
Q2 服務規律・企業秩序の順守とは
Q3 懲戒処分の種類と内容は
Q4 減給制裁の限度は
Q5 懲戒解雇対象従業員を即時解雇できる場合とは
Q6 被懲戒解雇者に対する退職金不支給は
Q7 支払済の退職金の取り戻しはできるか
2 懲戒処分の有効要件、手続き
Q8 懲戒処分の有効要件は
Q9 労働契約法の「合理性・相当性を欠く懲戒は無効」とは
Q10 二重処分の禁止とは
Q11 対象従業員からの弁明聴取とは
Q12 派遣先会社は派遣社員を懲戒処分できるか
Q13 懲戒解雇の有効要件は
Q14 懲戒解雇と普通解雇のちがいは
3 懲戒処分の対象行為
Q15 懲戒処分の対象となる非違行為のあらましは
Q16 転勤命令拒否者に対する懲戒解雇は
Q17 無断欠勤による懲戒処分は
Q18 業務命令違反による懲戒処分は
Q19 経歴詐称による懲戒処分は
Q20 兼職許可制違反・信義誠実義務違反による懲戒処分は
Q21 私的行為による懲戒処分は
第6章 有期契約労働者の退職・解雇・雇止め
1 有期契約労働者の退職・解雇
Q1 労働者の雇用期間の有無・長さとは
-期間限定パート・期間雇用者を雇う場合は最長で3年まで-
Q2 労働者の雇用・就労形態名と定義は
Q3 有期契約労働者の退職・解雇のしかたは
Q4 有期契約労働者の中途解雇の正当理由は
Q5 無期契約パートの退職・解雇のしかたは
2 有期契約労働者の雇止め
Q6 有期契約労働者の雇止めとは
Q7 有期労働契約の締結・更新・雇止めの基準告示とは
Q8 有期契約労働者に対する雇止め予告通知書の文例は
Q9 判例上、有期契約労働者の雇止めが認められないケースは
3 有期契約労働者の男女差別の禁止
Q10 労働契約の更新で男女差別となるのは
Q11 雇用形態の変更で男女差別となるのは
第2部 改正労働契約法と改正高年齢者雇用安定法の実務
第7章 改正労働契約法における有期契約労働者の取扱い
1 労働契約法の改正点
Q1 労働契約法の改正点と施行日は
Q2 有期労働契約・無期労働契約とは
2 有期労働契約から無期労働契約への転換規定の新設
Q3 有期労働契約の無期労働契約への転換規定とは
Q4 有期労働契約から無期労働契約への転換規定の効果は
Q5 転換規定の「5年を超えて反復更新された場合」の具体例は
Q6 改正労働契約法施行前から雇用されている有期契約労働者の取扱いは
Q7 有期契約労働者が転換申込みできる期間と転換する時点は
Q8 無期契約への転換に伴う賃金、労働時間等の労働条件の変更の有無は
Q9 契約期間の間に空白期間がある場合の取扱いは
Q10 1年未満の労働契約の場合の空白期間の取扱いは
3 その他の規定の新設
Q11 有期労働契約のみなし更新等(「雇止め法理」の法定化)とは
Q12 「期間の定めがあることによる不合理な労働条件の禁止規定」とは
4 労働契約法の適用範囲、担当行政機関等
Q13 改正労働契約法の適用範囲は
Q14 労働契約法を担当する労働行政機関、その権限は
Q15 労働者が、労働契約法違反の使用者に対して取れる手段は
Q16 改正労働契約法が関係労使に与える影響は
第8章 改正高年齢者雇用安定法の実務
1 60~65歳の雇用確保措置義務
Q1 高年齢者雇用安定法の規定内容とは
Q2 「高年齢者の雇用確保措置」とは
Q3 継続雇用制度とは
Q4 「継続雇用制度対象高年齢者基準」とは
Q5 継続雇用制度の対象者の範囲は
2 高年齢者雇用安定法の改正内容
Q6 高年齢者雇用安定法の改正点は
Q7 継続雇用制度についての経過措置は
Q8 改正高年法に違反した企業の取扱いは
3 さまざまな雇用確保制度の導入のしかた
Q9 再雇用制度とは
Q10 再雇用制度の実施手順は
Q11 再雇用制度に関する基本的な労使協定例と基本就業規則例は
Q12 再雇用制度① 再雇用契約社員制度とは
Q13 再雇用制度② 再雇用パートタイマー制度とは
Q14 再雇用制度③ 短時間勤務正社員制度とは
Q15 再雇用制度④ 正社員進路選択制度とは
Q16 再雇用制度⑤ 再雇用社員フレックスタイム制度とは
Q17 再雇用制度⑥ 再雇用社員在宅勤務制度とは
Q18 再雇用制度⑦ 再雇用社員直行直帰勤務制度とは
Q19 再雇用制度⑧ 再雇用社員出向制度とは
Q20 再雇用制度⑨ 再雇用派遣社員制度とは
Q21 勤務延長制度とは
Q22 定年年齢の引き上げとは
Q23 定年制の廃止とは