企業事故から会社を守る危機管理の進め方
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著者 | |
編者/編著者/編集 | 亀井 太 編著 |
監修 | |
発行 | 労働調査会 |
発行日 | 2010-02-25 |
判型/頁数 | B5判/156頁 |
価格 | 1,540円(税抜価格1,400円) |
送料 | 【1部 330円税込】 ご注文の合計部数により料金を設定しています。詳細はこちらまで |
ISBN | 978-4-86319-095-5 |
備考 | |
制作 |
要約
企業内のトラブルやコンプライアンスの不備などによって経営が破綻する企業が目立つようになってきた。その多くは、トラブル初期の調査・対応の不備によるもの。本書は、企業事故やトラブルの調査手法をはじめ、企業における危機管理の真髄を具体的に解説した。
【目次】
1. 企業の危機管理
1-1. 危機管理の甘さを表現する言葉
1-2. 危機管理の重要性 ― 危機管理面で対照的な二つの組織
2. 事故発生時の対応
2-1. 避難
2-2. 内外の連絡
2-3. 応急措置
2-4. 拡大防止(専門機関)
2-5. 事後処置
2-6. 安全確認
2-7. 事故調査
2-8. 再発防止措置
3. 事故調査の実施
3-1. 事前情報収集の実施
3-2. 事業場外の調査
3-3. 事業場内の調査
3-4. 範囲の囲い込み・立ち入り制限
3-5. 関係者からの聞き取り
3-6. 現場検証
3-7. 記録の確認
3-8. 現場再確認
3-9. 事故調査の重要性
4. 事故調査のポイント
4-1. 事故調査のポイント
4-2. 統計的手法を意識した資料の収集
4-3. 事故の本質の見極め
5. 事故の分析
5-1. 事故・トラブルの記録の作成
5-2. 過去の記録の活用
5-3. 事故の発生原因の分析
5-4. 分析のポイント
5-5. 労働災害の分析
6. 再発防止策
6-1. 設備面のチェック
6-2. 構造・動作確認
6-3. マニュアルの確認・整備
6-4. 作業手順書の整備
6-5. 記録様式の整備
6-6. 教育
6-7. 記録の確認
6-8. 日常の職場巡視
7. 日常の危機管理
7-1. 危険要因の管理
7-2. 健康管理
7-3. 教育訓練
7-4. 法令順守とチェックポイント
7-5. 周辺情報の管理
8. 第三者機関の活用
8-1. 第三者機関と内部機関の棲み分け
8-2. 第三者機関の活用意義
8-3. 事故を前提とした危機管理
8-4. 事故シミュレーションの重要性
8-5. 事故発生時の対応
9. 事故調査事例
9-1. 自動車部品のめっき作業において発生した災害
9-2. 飲料缶を製造するラインの点検調整中に発生した災害
9-3. 洗濯工場の昇降式ベルトコンベアで発生した災害
9-4. 電子複写機用ヒートローラーの製造工場で発生した災害
9-5. プラスチック樹脂製品を加工しているときに発生した災害
9-6. 動力プレス機械を使用して金属の加工作業中に発生した災害
9-7. 食品製造業で起きた災害
9-8. 石材加工工場において研磨作業中に発生した災害
9-9. 紙加工品製造業において発生した災害
9-10. 製鋼工場の鋼塊製造工程において発生した災害
9-11. 自動車製造業で発生した災害
9-12. 印刷工場の印刷機の調整作業で発生した災害(1)
9-13. 印刷工場の印刷機の調整作業で発生した災害(2)
9-14. 印刷工場のフィルム張り合わせ工程において発生した災害
9-15. 弁当工場の連続自動炊飯ラインで発生した災害