送検事例と労働災害平成19年版
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著者 | |
編者/編著者/編集 | 労働調査会出版局 編 |
監修 | |
発行 | |
発行日 | 2007-07-15 |
判型/頁数 | B5判/124頁 |
価格 | 1,650円(税抜価格1,500円) |
送料 | 【1部 330円税込】 ご注文の合計部数により料金を設定しています。詳細はこちらまで |
ISBN | 978-4-89782-980-7 |
備考 | 品切重版未定 |
制作 |
要約
安衛法違反の容疑で実際に書類送検された24の事例を災害の型別に収録。平成17年・18年版同様、「送検事例とは何か」をチャートを交えわかりやすく説明するとともに、各事例には「事例から学ぶ災害防止対策」と「ポイント」を収録。さらに平成19年版では、労災に関する一層の理解を深めていただくために、外井浩志弁護士による特別寄稿「労災事故の責任の種類と和解の活用」を掲載した。
【目次】
第1章 データに見る労働災害
1 労働災害の発生動向
・平成18年における労働災害発生状況
2 行政の取り組み
・平成19年度 地方労働行政運営方針
・平成17年 監督業務実施状況
第2章 送検事例と災害防止対策
・送検とは何か
【墜落・転落】
送検事例1 工場のスレート屋根の取り替え中、屋根を踏み抜き墜落死
送検事例2 ビル解体工事現場の7階床面開口部から作業員が墜落し死亡
送検事例3 ビル外装工事の外部足場解体中の作業員、高さ10mから墜落し重傷
送検事例4 エレベーター改修工事で作業員が高さ20mの手すりのない足場から墜落死
送検事例5 荷物用リフトで材料運搬中の作業員が開口部から3.5m下に墜落死
送検事例6 街路樹剪定作業中に枝が折れ、作業員が10m下に墜落し死亡
【はさまれ・巻き込まれ】
送検事例7 住宅新築工事でドラグショベルとダンプの間にはさまれ作業員が死亡
送検事例8 廃棄物処理工場で廃材を拾おうとした作業者がトラクターショベルにひかれ死亡
送検事例9 製本ラインの監視業務中、回転部に袖を巻き込まれ死亡
【激突】
送検事例10 配送センターでフォークリフト運転中、停止していたトラックに激突し死亡
【激突され】
送検事例11 フォークによる架台の積み込み中、架台が倒れ作業員2人が下敷きに
送検事例12 クレーンで鉄筋の束をトラックへ積み込み中、ワイヤから外れた鉄筋の下敷きになり死亡
送検事例13 支保工の解体中に切り梁が落下、下部にいた作業員に激突し死亡
送検事例14 高速道路工事現場の監視業務中の警備員に、後進してきたトラッククレーンが激突
【飛来・落下】
送検事例15 つり荷がハッカーから外れ落下、つり荷と底版にはさまれ作業員が死亡
送検事例16 ドラグショベルでポスト建て込み中、部材が落下し作業員に激突し死亡
【有害物等との接触】
送検事例17 密閉された室内で塗装作業中、作業員4人が有機溶剤中毒に
送検事例18 地下駐車場で発電機を使用、換気せず作業員が一酸化炭素中毒に
送検事例19 ガソリンエンジン式発電機を使用、作業員4人が一酸化炭素中毒に
送検事例20 コンクリートのはつり作業中、作業員7人が一酸化炭素中毒に
【労災かくし】
送検事例21 外国人労働者が転落災害で休業も、労働者死傷病報告を提出せず
送検事例22 取引先の運転手が構内で負傷、現場社長が“労災かくし”を依頼
送検事例23 元請、1次、2次下請が共謀“労災かくし”が発覚し送検
送検事例24 土砂崩壊で休業4カ月の労災発生、報告を行わなかった事業者が送検
【送検事例関係主要法令一覧】
第3章 年表
2006年の出来事と労働災害(平成18年1月~12月)
第2部 特別寄稿
「労災事故の責任の種類と和解の活用」…弁護士 外井浩志
第1 はじめに
第2 労災事故と4つの責任
1 刑事責任
2 民事責任
3 行政責任
4 社会的責任
第3 労災隠しの問題
1 労災隠し
2 事故原因の工作行為
3 公益通報者保護法
第4 和解
1 はじめに
2 和解の目的金