現在庫のない書籍リスト

使用者が勝訴した労働災害の判例―使用者はどこまで安全管理をすれば企業責任を免れるか―

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著者
編者/編著者/編集 安西 愈 著
監修
発行
発行日 1989-06-20
判型/頁数 A5判/78頁
価格 1,430円(税抜価格1,300円)
送料 【1部 330円税込】
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ISBN 4-89782-703-5
備考 オンデマンド対象
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要約

労働災害の被災労働者が事業主の故意・過失を問題にして、労災保険給付のほかに損害賠償を請求するケースがある。本書は、損害賠償責任をめぐって争われた労災裁判のうち、使用者の責任が否定された36事例を分析・解説。

【目次】

1 安全上の義務違反なければ使用者の損害賠償責任なし
2 労働者側の安全を無視した重大な過失行為による自己被災については使用者は賠償責任を負わない
(1)労働者は自己安全業務を負う
(2)労働者は労働契約上の義務として安全作業業務を負う
3 使用者が安全管理責任を尽くしたと認められ賠償責任を否定された場合
(1)使用者の安全管理の程度は
(2)物的な安全管理措置を尽くし、安全教育を十分行っている場合に労働者がそれを守らず不安全行動をとって自己被災したケースで使用者の責任が否定された例
4 使用者の明白な禁止命令に労働者があえて違反して作業や行動をしたため発生した労働災害についての場合で使用者の責任が否定された例
5 一見して明白・重大な危険行為を自己意思であえて行った場合での使用者の責任が否定された例
6 労働災害の危険性を軽視した労働者自身の重大な過失行為や無理、無謀な行為により被災した場合で使用者の責任が否定された例
7 労働者自身が使用者の厳重な禁止にあえて違反して行った無免許・無資格運転や作業によって自己被災した場合で使用者の責任が否定された例
8 労働者自身の自動車運転上の過失その他操作上の重大な過失行為による自己被災の場合で使用者の責任が否定された例
9 労働者自身の自己意思による業務逸脱行為による自己被災の場合で使用者の責任が否定された例
10 管理者、監督者等安全管理や作業指揮の責任者自身の不安全行為による自己被災で使用者の責任が否定された例
11 使用者の支配管理業務や遂行にあたって通常生じうべき危険を超えたことを原因として労働者が被災した場合で使用者の責任が否定された例

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